駄:プロアマ関係なく。
ただいま退職前の絶賛有給休暇消化期間ですけども…お仕事でね、色々な物を試作したり普通に作ったりとかしてたです。
で、たまに有名(か、どうかはモノによるw)な漫画家さんやイラストレーターさん、デザイナーさんの作品のレタッチとかをする事もありました(by Photoshop)。
レタッチっつーたって、無茶苦茶いじる訳ではなく「印刷物に使える様に」整えるとかそういうのだから、もしかしてフィニッシャーなんて表現の方が正しいのかな?
ワタシのやり方は、とりま400%位まで拡大して主線からはみ出すぎている箇所の削除とか「塗り間違え」「塗り漏らし」をチェックして手直しをする感じ。
普段やってたのは、撮影された自社商品の写真のレタッチなんで…それも含め、某pixivに在籍(?)していた頃に培った「厚塗り」「(エセ)リアルイラスト」のテクが活きてくると言う…ある意味、皮肉と言うかなんと言うかorz←
で、気になるのが、アバウトすぎるマスク処理とか、派手な塗り漏れ、塗り間違い、そして使われていない空白あるいは無関係な内容を含むレイヤーの存在…。
こう言う依頼を受けて仕上げたものって、お金の動きの有無はともかく、それぞれが「作品」であり「商品」だと思うんだけど、不要なレイヤーが残されたままだったり作業レイヤーのまま統合が一切されてない事も多い訳で…元DTP&印刷絡みの業界に居たワタシ的にはチト悩むこともあったりなかったり(^^;;
人に依っては数十枚のレイヤーになっているし、仕上がった「出力見本」も添付されていないし…w
ワタシがそんな印刷系の会社に所属していた当時、業界的には「入稿の際は“完全原稿”で」ってのが、まぁ一応お決まりごとだったんで、最近はそういうのもOKなったのかな?って思います。
※完全原稿:入稿先のオペレーターが手直しや内容を整える必要がない、そのまま印刷に回せる形に仕上げた原稿。今は技術が進んで別に問題は無くなったみたいだけど、当時はカラー原稿がRGBとか駄目だった(^^;;
ワタシも趣味でイラストを描いている時は、相当数の作業レイヤーを重ねて仕上げていくタイプなんで、その数とかに関しては「ですよね〜」って思うけど…ある意味、自分の手の内(テクニックとか?)を晒すことにもなるのでは?って、大きなお世話ながらもそういうのが嫌なワタシは思ったりしてるん。
それもあって、知人とかに依頼された場合(趣味の範囲だけどw)はリクエストに沿って必要最低限のレイヤー分けに整えてから納品してるんだけど…実際の所、みんなはどうしてるんだろうね。
この辺りは、プロとかアマとか関係なく性分とかの違いなんだろうなぁと,お仕事しながら思いましたです、はい(^^;;
描いたものを拝見したら、そんな感じの保存の仕方した知り合い(アマ)も居たし,カッチリ統合しちゃってる人も居たし。
人それぞれクリエイターそれぞれって事なんですかねぇ(苦笑)。
ま、偉そうに色々言った所で所詮ワタシは1社員でしかなかったんで偉そうな話は出来ませんね(^^;;
そう言うのも悔しかったんで、それなりに上司や担当にアピールしたりプロモーション掛けても「専門の学校に行ってない」「ウチの会社には不要なスキルしかない」と、全く取り合ってもらえず(苦笑)、結局こんな歳になっちゃったと言うポンコツですが。
家庭の事情さえ、どーにかなっていれば貯金も出来ただろうし、その貯めたお金で…なんて事も今となっては言い訳だったりするのが自分で情けないですよw