駄:退職から1年。
ワタシが某会社を退職して、なんともう1年経っている。
早かったなーとは思いつつも、いまだに20年以上在籍していたあの職場でのアレコレを断片的に思い出しては腹立ってきたり哀しくなってきたり(苦笑)。
ニフティserveと言う、当時あった大手商用BBS的サイトがあったんだけど、そこにあったチャットルームで多少顔なじみになった人に誘われ、最初は彼の努める会社の外注として仕事をする様になり、気がつくとパートから正社員になっていた。
余り詳しく書くと身バレしそうだし、ヘタすると企業批判になるから(苦笑)それはやめておくけど、在籍中はもうなんとも言えない待遇だったw
言いたいことが山ほどある。バラしてやりたいことが山ほどある。
でも、それをここでぶちまけても、当時を思い出して辛くなるだけだし、何より今は退職してお気楽なんだから聞かれたら話す程度にしてる。
本当に何度も泣き、辛くてシンドかった。
でも、とかなんとか言いつつも、本来デザイン系の仕事がしたかったワタシにとっては業界自体には愛着があったので、ホンマ必死に耐えつつ頑張ってた。
腱鞘炎を再発し、胃潰瘍を発症し胃に穴が開いた。
それを上司に訴えても「あ、そ」で終わり。仕事は激務のまま。
掛かり付けの医者に通うも、事務所の偉いさんから「仕事が滞るし会社の不利益を出している。土曜日が定休なんだから土曜日に通え」と通院日を強要された。
…お気に入りの人は、平日に通院していても誰も文句言わないのに。
精神的にも参ってしまい、心にダメージを受けず体調にダメージが来るタイプだったんだけど、突然声が出にくくなったり耳が聞こえにくくなったりもした。
でも、そういうのを診てくれる病院が近くに無くて、とりあえずストレス発散に腐心したりとかね。
そうこうやっている内に20年が過ぎていった。
得たものは猛烈なストレスと、それに伴う体調不良。
そして、誰も認めてはくれなかった(笑)けど、作業の練度や知識。
特に腹立たしく哀しかったのが、あるタイミングで会社の体制が変わる事があったんだけど、その際にワタシの何もかもが気に入らないらしい社長からパワハラを受けた。
これが、ワタシの中で必死に耐えていた何かが壊れたんだよ。
そこからは早かった。
無理強いをされ残業を強要される・社長からのパワハラを受けた等を上司に説明し、またダンナの病気の事や入退院を繰り返す義両親の体調の事も併せ、正社員ではなくパートとして続けさせてもらうか、それが無理なら退職したい、と相談した。
何度も何度も面談し、どれだけ酷い扱いをされてきたかを(最近入社した人だ。社長お気に入りの某学校の講師を引き抜いたらしい)した上司相手に必死に訴えたんだけど…。
彼らが出した意見(進言?)は、退職一択だった。
パートか退職か、どちらかを考えていると改めて言った途端「じゃ退職で」と。
はぁ?
もういいや、って気持ちになって、後釜に据えられた新人に手の込んだマニュアルを作って渡し実作業をさせて憶えさせ、滞りなく引き継ぎを済ませた上で、溜まりまくっていた有休を使い長期休暇を取り、9月末に退職。
誰も惜しんでくれなかった。
ま、そりゃそうだなw
ヘルプや問い合わせの電話も無い。その程度の存在だったんだと改めて苦笑いした。
もう職場では、何故ワタシが退職したかの本当の原因が一部の人間には知れ渡っている。
こっそり事情を知っている何人かの同僚に愚痴ったからねw
まぁ、社長のパワハラを受けるワタシを助けもせず、見て見ぬふりをしていた奴らは「社長の親愛の情からの行為を退職理由にした」とか抜かしているらしいけどw
あの会社は先が長くないか、どこぞに吸収されるんじゃないか?って考えてる。
何せ、複数の元職場の先輩方と道端で遭遇し、立ち話していた内容から推察も出来た。
「良いタイミングで逃げられて良かったね」と苦笑されもしたけど、経営者がアレじゃねぇ…。
仕事を辞めて、専業主婦。
本来、自分のお小遣い位は自分で稼いでダンナの負担にしないように、と言うのがあって遅まきながらフリーランスサイトにも沢山登録した。
今まさに、昔から願っていた「好きなことを仕事にしたい」が実現されている。
それこそ、本当にお小遣い程度しか手には入っていないけど、それでもね。
ライティングやデザインの通信講座を受け修了し、ライティングに至っては先生に褒めてもらえた事もあった。
国家資格ではないけど、そのジャンルの著名機関からの資格認定も貰えたし、それはそれで良いかなぁなんて考えてる。
残りの人生、あとはどうなるかは判らないけど、まぁなるようになるでしょと気楽に考えつつ、頑張っていこうって思ってる。