イラスト 8月 24 2013描:海の底、たゆたう薔薇ありて それは、誰が投じた物かは判らない。 判らないが…それは尊く気高い想いが結晶となり、薔薇の花を象ったと言う。 かつて海を往き、不幸にも沈んでしまったその船の底。 愛しい人を待ち続け、そのまま消え去ってしまった貴婦人が傾けるグラスには、その想い… 続きを読む