menu.22「金魚の想い」
2011年11月26日
いよいよ冬でございますね。
寒い季節、外は雪の精霊たちが今か今かとその出番を待ってございますよ。
そして少しずつ薄れていく春や夏の思い出をふと思い出すと,少しだけ暖かな日の感触を思い出したり致しませんか?
夏祭りの夜、出逢った小さくてルビー色をした金魚。
短い夏のひとときを爽やかな水の音と共に心を涼やかにしてくれた思い出。
長く続くであろう冬の間、彼女は夢を見ながら眠りにつき夏を想うのでしょうね。
そんなイメージをこのお飲み物で表してみました。
「金魚の想い」レシピ
材料:
リキュール‘永遠の蒼さ’
夏湖水のエキス
オール・ブルー産スイートソース「ブルー・ブルー」
ブルー・ティー
翠玉のドラゴンドロップ他
まず、下準備としてグラスに敷石に見立ててドラゴンドロップ(龍果)をいくつか敷いておきます。
出来れば特に透明度の高い翠玉種の青みの綺麗な物がよろしいかと。
そこに挿す形で水草風に作った砂糖菓子をいくつか入れてみても良いかもしれません。
次に、リキュールは軽く煮立ててアルコール分を飛ばし、粗熱を取っておきます。
予め作って冷やしておいたブルー・ティーをグラスに注ぎ、スイート・ソースで調味後ゆっくりとステア。
敷き詰めたドラゴンドロップが動かないように、そっとステアしましょう。
そこへ、赤い金魚に見立てた砂糖菓子を入れ、その上からリキュールをマドラーを伝わせてそっと上から注ぎ込みます。
涼しげな水の中、ゆっくりと夢を見るかの如き金魚。
そんなイメージと、どこかしら懐かしい甘さがきっと貴方にも伝わる事でしょう。