menu.14「珈琲に想いを馳せる7月」
7月。やたら空のコントラストが強くなり始める時期だ。 白金色の太陽の下、今年も夏がやってきちゃったよなぁとつぶやきつつも、ついつい熱い珈琲を注文してしまう。 マスターが、ひとこと「お暑いですねぇ」と小首をかしげて苦笑いした。 しばらくして …
描:天高くそびえるパンケーキ
某pixivでUPしていた、ネタすぎるタワーパンケーキw その頃って、やたらタワーパンケーキってぇのが流行っていて、悪乗りして描いたイラスト(^^; も、もうノリノリでしたwwww その後、東京にある某ギャラリーさんにお声掛けして頂き、下手…
描:天高くそびえるヨタバーガー
良くハンバーガー屋の商品で、「メガ○○」とかって有るじゃないですか。 メガと来れば次はギガ。 で、その内ギガバーガーなんてのも出てくるんじゃない?すると…なんて話をしていました。 当時pixivに在籍していたんで、そろそろ何か描くかぁ。と思…
menu.45「光の誕生」
「百億の昼と百億の夜をくり返し、やがて小さな輝きがきらと揺れて。大いなる宇宙に一つの、命溢れる惑星が生まれてきた訳ですよ」 「ほうほう」 「で、これを“光の誕生”と名付けました」 ドヤ顔で話したマスター。 「…で、マスター…この新作のテーマ…
menu.44「聖夜珈琲」
あくせくと働き、1年が過ぎて行く。 華やかな春を越え、情熱の夏を過ごし、長き夜の豊かな秋が過ぎていく。 この店にはいつも驚かされていて、不思議な飲み物やデザートや料理に色々と想いや心を映す。 街の中はクリスマスムード。 人恋しい季節だ。 ひ…
menu.43「睡蓮の想い」
掛ける言葉が毎回裏目に出てしまい行き違う気持ちが悔しい。 沈みきった心を引きずり歩いていると、不思議な雰囲気のカフェが見えてきた。 そう言えば、あそこって先輩から教えて貰った店なんじゃ…? レトロな佇まいを見せる、その店の古ぼけた看板には『…
描:MOONLIGHT-CAFE
月明かりを落とし、一人静かに飲もう。 暖かな漆黒の。 その想いは月と同じ。遠く遠く届く事無く…遷ろう光。 その想いはその映り込んだ月と同じ。揺らぎ揺らいで…形を変える。 手を伸ばせど遠い空。 手を伸ばせど掴むことさえ出来ぬ存在。 ただ憧れる…